2008年03月17日
通貨の未来と私たちの貯金
先週は猛烈な勢いでドルのレートが急落。。。もはや自由落下状態の一週間でした。まさか100円台を割るとは思いませんでした。。つい最近まで円安円安と大騒ぎしていたのは記憶に新しいところですが、今度は円高で大騒ぎです。『常にマーケットは行き過ぎる』との言葉がありますが、円安、円高のどちらにふれても大騒ぎです。
(というかドルに対しての話であって、ジャブジャブに刷っておいて他の通貨に対して価値が落ちているのは円も同じなのですけれどもね。。。)
さて今まで世界の基軸通貨であったドルも、もともと実体経済をはるかに上回る量のお札を刷りまくってたところに、(一説には10倍だとか。。)オイル決済にユーロが使われ始めたことを受け、その価値を急速に下げております。。
そしてここに来て強く思うのは自分の持っているお金を貯金していく上でも、どの通貨でもって運用していくのか、その通貨の国の将来性、財政状態や流通規模などを考えて選んでいかなくてはならない時代になってきたのだということ。
もともと借金まみれの日本政府が刷る日本円は、トイレットペーパのかわりにウンチを拭くぐらいの価値しかないわけですが、基軸通貨のドルまで危ぶまれるようになり以前のような外貨運用=ドルという単純な構図ではなくなってきたわけです。そして、日本の財政状況も考えれば、どの国の銀行に預けるのかということも自分で考え選択していかなければならない。
ではどの通貨が望ましいのかということになってくるわけですが、個人的には預けるひとつの通貨に絞らないということが今後重要になってくるのではないかと思います。なぜならBRICSの言葉に代表されるように世界は多極化の方向に進んでいくだろうから。その過程において通貨も統合、廃止、はたまた分裂なんてことも考えられる。例えば、アラブ諸国においては2010年には湾岸ディナールをスタートさせようという話もあるし、(こちら)アメリカではカナダとメキシコと統合してドルを廃止してアメロをスタートするなんて話も水面下であるみたいだ。(こちら)
ただ、上記のものは水面下での計画のものなので、現実的に当面貯金しておくにはどの通貨がよいかということになってくる。この点については個人的にはユーロが妥当ではないかなと思っています。
他方、ユーロも完全に問題がないわけではなく、東欧諸国のようなこれから発展していく国とフランスなどのように発展を終えて成熟段階にある国がひとつの通貨で運用されるということについてはいづれ矛盾がでてくるのではないかと思う。また全ての国が財政規律を維持することができるのだろうか?とも個人的に疑問です。ですので、いずれ中期的なスパンではユーロ圏以外の銀行にかえていかなきゃならないわけですが、、。送金手数料とかバカみたいに高いし。。
だいぶ話が脱線しましたが、話のポイントは、今までのように単に銀行に預けて終わりの時代ではなくなりつつあるということであり、各自の貯金について自分がどうしたいのか、どこにあずけるのか意識を働かせていくことが大切になってくるなと感じた一週間でした、ということです。
アーカイブ
過去の記事を読むことができます。
アーカイブを読む>> こちら
○ 企画中 ○ |
○ 企画中 ○ |
|
企画中です |
企画中です |
