2008年04月04日
非正規雇用者の為に郵政ユニオン全体がストライキ 4月4日
奴隷制度とも言われる労働形態が進む中、大きな一歩 民営化されたばかりのニューカマーによって刻まれた。
3日、郵政労働者ユニオンで働く16万人の待遇改善を 求めて、抗議活動が行われた他、10ヶ所の郵便局で 1時間だけのいわゆる時限ストライキが決行された。
郵政のストライキはなんと33年ぶりとのこと。何故33年 間もストライキが出来なかったかというと公務員だったから だ。郵政職員としては今尚反対派多数の民営化だが、 そうは言ってもまた国営化するのは至難の道で、すぐには 出来ない。であれば、民営化の恩恵は最大限享受すでき だろう。
労働者ユニオンからの要求は既に昨年度に出されていて、 おおまかな内容は以下の通りだ。
・ 正社員の俸給支給額を一律35,000円に引き上げ
・ 契約社員の賃金を一人一律35,000円引き上げ
・ 時給契約社員、パートの時給200円引き上げ
・ 契約社員・パートタイマーの年間一時金を大幅に引き上げ
・ 期間雇用社員最低賃金を時給1,200円に
・ 郵政グループの民営化実施計画に不足する正社員11,8
00人を採用。採用にあたっては、短時間社員、契約社員、
パートタイマーから優先採用
・ 月給制契約社員への登用を拡大
・ 交通費支給に関して正社員と同様にする
(郵政ユニオンHPより)
日本においては、非正規雇用労働者は使い捨ての精神が蔓 延する中、正直これは斬新に思えてしまった。 何より驚くのが、この労働ユニオンは、非正規雇用社員だけに よって構成されているのではなく、正社員が6割を占めるもの だということ。つまり、正社員が非正規雇用社員の正社員化や 待遇改善を求めているのだ。
残念ながら会社側からの回答はゼロ回答だったそうだが、それ を受けて今回のストライキに至っているので、パフォーマンスとし ての要望では無く、真剣に考えている証拠だろう。
大企業の多くが、非正規雇用者を食い物にし、物のように使い捨 てをし、それを次々と規制緩和することで推奨する政府が治める 日本で、郵政ユニオンのこの行動には拍手が送られるべきだろう。 利権が多く絡む問題だけに、要求が通るのは難しいことだろうが、 それでも大きな一歩だ。
世界は変わる必要がある。
記者 : YASHIRO
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