HNN <ハリネズミねっとわーく>

2008年04月13日

景気の解釈は何故二分している 4月13日

先月の企業への景観調査の際、大幅悪化という数値だったにも 関わらず、政府は冷静に、「徐々に豊かになっていく」、中堅、中 小も大暴落し、絶望的な数値だったにも関わらず、「サブプライム ローンなどの影響」 と斬って捨てた。


どうしてこういう現象が起きるのか。 理由として考えられるのが、やはり格差問題。以前より所得や生 活格差はあったが、小泉政権以降の弱者切捨ての政策によって、 もはや埋めるのが困難なほどの格差が開き、なおかつそれは固 定化されたとも言える。故に現在支配階層にある者にとっては、 「これからも徐々に豊かになる」のであって、対して大多数の搾取 される側の人間は、中堅、中小企業の景況感が示している通り、 未来図の描けない状態なのだ。


物価の上昇は止まるところを知らない。原油高騰がきっかけにな ったインフレだが、ガソリン税の暫定税率一時的廃止ではもはや止 まらなくなっている。便乗値上げもあるだろうが、真相は仕組まれた 値上げだったということだ。景気回復の兆し、好景気、そして物価 上昇。実態の伴わない消費促進をしようとしていた証だ。 


景気は後退し、インフレは進む。大規模なスタグフレーションが訪 れようとしているのだ。国民生活はどんどん逼迫していくだろう。 金利を上げようにも、国民生活が更に悪化。消費も落ちる。かと言っ て金利を下げれば物価上昇に拍車がかかる。正に底なし沼だ。


唯一の救いは民主党の抵抗で武藤氏が日銀総裁に選ばれなかっ たこと。そして夏の参院選の冥利で、自民党の独裁状態が終わって いることだ。もしもその条件が無ければ、と思うとそれこそ恐ろしい。


記者 : 佐伯 


担当者
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