2008年04月14日
Graduation Exam 2日目
※管理人注・・これは斉藤さんが卒業試験を受けた時のもので記事は三ページに分かれています。1日目/2日目/3日目
今日はPhonology。
せっかくなので、お世話になっているトニー教授のことについて話しましょう。 彼は多分45歳。そしてPhonologyの教授。でも誰がどう考えても教授に見えない。
まず自分がゲイであることを前面に出したジョークでクラスは信じがたいほど爆笑の連続。またセクシャルやレイシャルなジョークが大好きで、いつもギリギリのライン。
そういう先生は今まで決まって授業も簡単なはずだが、彼は全然違う。授業は常識を疑うくらい宿題と、驚異的な問題の嵐。
昨年まではドラッグを吸い、かなりワイルドだったらしく、今はこれでもおとなしくなったらしい。そのくせ週末は教会で小さい子供に日曜学校として教えている。もうめちゃくちゃだろう
//
まだまだ。彼のここまでの経歴もまたすごい。昔誰かが若気のいたりで出来た子供らしく、養子としてもらわれ、そのあと17歳でアーミーへ入隊。22歳でアーミーを出て、その後大学へ。そして言語学にとりつかれて、紆余曲折を経て現在にいたると。
言語学だけではなく、様々なことにとりつかれており、とても一つのカテゴリーでははかれないひとだ。 僕ももともと型にあてはまらないほうなので、こういうキチガイ的な人間と完璧に合う。
何よりも大事なのは、ここまで彼なしには、僕の特に言語学の偉業は何一つ語れない、ということ。
学会へのアドバイス、PHDへのアドバイス、PHDへの推薦状、そして夏休みの論文アドバイザー。ともかくお世話になったし、感謝につきない。 勉強だけ出来るギークにはなりたくない。Acdemicに、Socialにはばたきたい。だからこそ、こういう教授は貴重だと思う。
現在言語学部には三人の尊敬する教授がいるのだが、トニーはそのうちの一人。 アメリカで勉強するのは、こういう面白い人間との出会いが一番だとも思う。 もちろん、かなり授業のレベルも高い。でもアメリカにいる、この最大の目的は、誰にも出来ない経験をするということ。だからなるべくたくさんの面白い人間との出会いだとおもう。
アメリカでいきていくことに重力は感じなくなりつつある。何百の人たちとの出会いは十分楽しんだ。 次はこの世界が見える舞台で、本当にスゴい人に出会いたい。アメリカで、何かを極めたひとともっと話したい。
「君、日本の価値観に戻れるの?? 」
ここまでラリってくると、誰かに聞かれそうな質問。 だけど、この即答で。 「今はまだ、もどるには早すぎます」、 が答えです。
20代、思いっきり何も考えずにやってみる、そんな道をもう選びました。どこまでもどこまでも、どうせもう普通にもどれないんだったらとことんいこうかなって
かずや
関連ニュース
過去の記事を読むことができます。
関連ニュースを読む>> 前回の記事を読む
○ 企画中 ○ |
○ 企画中 ○ |
|
|
|
