2008年04月16日
どうしてここだけ?風営法違反逮捕の兵庫県ホテル 4月16日
一般のホテルの営業許可で、実質的にラブホテルを違法 営業したとして、兵庫県警生活環境課などは15日、風営 法違反(禁止区域営業)の疑いでホテル「チャペルスイー ト」の運営会社「GHP」(大阪市天王寺区)と同社の男性常 務(39)ら3人を書類送検した。 (東京新聞)
通常ホテルの営業許可だったにも関らず、ラブホテルの様 な実態があったことで、この兵庫県のホテルは摘発されま した。主な要因は、アダルトグッズの販売、駐車場が外部 から覗けなくなっているなどらしいです。
このホテルは違法だったのですから、摘発は問題ありません よね。ですが、疑問点があります。それは何故このホテルだ けの摘発だったのかということです。
正味な話、通常ホテルにも関らず、アダルトグッズがあったり、 駐車場に目隠しがあったり、デリバリー型風俗店に使われて いたりするホテルは他にもあります。歌舞伎町、池袋、新宿、 渋谷、五反田などに至っては、それこそ無数です。全国的 に見ても同様のことが言えます。
東名阪の場合は風営法改正などの影響で、個室型風俗店 の営業が禁止されていることが原因ですが(これも名ばかりで、 警察が黙認している店舗は多数ありますが)、理由はどうあれ、 全て摘発するべきものです。ですが、現在まで一切それには 触れられず、今回局所的に兵庫の一社だけを摘発。どう考え ても不自然です。
HNNではホテル経営者に話を聞きましたが、参考になる部分 があったのでご紹介します。
『シティホテルとラブホテルは申請の種類が違う。ラブホテル の場合は営業不可地域も多く、OKな場所でも地元住民の反 対に遭うことも多いから、難しい。そういう時は、普通のホテル を装って、実態的にはラブホテルにしてしまう。だって結局大 した差はないんだから。カップルを泊まらせないなんてホテル は無いし、女性にあなた風俗嬢ですか、なんて聞ける訳がな い。ホテル側は知りませんで通るんだよ。ただ、(アダルトグッ ズの)自販機はまずいよ。それじゃ、目をつけられる。警察に 恰好の摘発材料を与えるようなもの。普通は部屋の案内に、 書いておいて、電話を貰って販売しにいくんだ。たったそれだ けで済むのに、どうして自販機を置いたんだか』
確かに最もらしい理由ですが、それだけは納得できない部分 もあります。シティホテルにアダルトグッズ自販機があることは ありますし、販売していれば形態はどうあれ違反です。 それを追求すると、「あくまで聞いた話として」を前置きに話し ていただけました。
『結局風俗ってのは、警察とやくざと地域のバランスで成り立っ てる。風俗店は住宅街にあったら迷惑だろうけど、その代わり どんな商店や企業よりも金を稼ぐ。自治体にとっては貴重な 税収源なんだよ。だから警察も一斉摘発は滅多にしない。何 も考えないで、やっちゃったどっかの知事もいたけど、その後あ の街がどうなったかは言わずもがなだろう。でも、だからこそ、 取り決めは大事なんだ。取り決め?そこは言えないよ。わかる だろう。おしぼりとかそういうのだよ。それを無視してデリヘル(派 遣型風俗店)なんかと独自契約してやっちゃったら、そりゃ目を つけられる。結果それで潰されたんだろう』
なるほど。それなら納得です。 ホテル経営と言っても、色々と難しいんですね。ある意味企業を 起こすよりもずっと困難な部分があるんですね。
記者 : YASHIRO
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