2008年04月17日
本当の加害者は4月17日
死亡豚不法投棄で農家逮捕
死亡した大量の豚を不法投棄したとして千葉県の農家が8日、廃 棄物処理法違反で逮捕された。警察の調べに対しこの農家は「赤 字が続き、処理費用が払えなかった。」と供述している。養豚歴30 年を越すベテラン農家だが関係者によると豚の死亡増加で厳しい 経営に直面していたという。豚が投棄された現場は人目に付かな い山林奥の長年耕作されてない畑。
〇処理費用 重荷に。
農家は母豚約百頭で経営。今年に入り百頭前後の子豚がまとまっ
て死亡。一頭当たり二千〜三千円の処理費を払えずに投棄した。
〇病気が流行。
養豚業界では近年、全国的に豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)
などによる死亡増加等が大きな問題とされている。投棄農家は「病
気が流行し死亡豚増加が大きな負担に成っている。」と説明。
〇飼料高も経営を圧迫。廃業も覚悟。
「昨年からは飼料も高騰して大変だった。今後も上がると聞き廃業
も覚悟している。」と話してる。近年の死亡豚増加で思うように生産
性が上がらない中、急激なコスト増加が経営に追い討ちを掛けた様
だ。
今回、同農場で死亡豚が大量発生している情報を市や県は把握し ていなかった。
警察は、今回の豚の死因が行政への届け出義務の有る伝染病で あったかも含め、不法投棄に至った経緯を詳しく調べる方針。また、 県が行った投棄現場の検査では家畜伝染病のウイルスなどは検 出されてないが、投棄死亡豚は、農家に撤去を求める方針。
※事件の概要。
3月6日〜11日ごろにかけ農家所有畑に死亡豚23頭(155kg)を投棄
した疑い。また他人の畑3ヵ所に約100頭を捨てた疑いも持たれて
いる。
これは日本農業新聞に4月15日に掲載された記事で、全国で多く の養豚農家が死亡豚増加等で経営難と成っている現状を表してい ます。
05年の秋から豚の死亡や流死産被害が全国同時的に急増しま した。その原因はPRRSとサーコウイルスの複合感染とされ、どち らも十数年前から全国的に感染は確認されてます。しかし現在の 様な豚の死亡多発は有りませんでした。実は、和牛や乳牛でも豚 と似た症状での死亡や流死産が同時期から多発しています。
●05年はカトリーナ被害の年。
このカトリーナで赤カビ被害を受け、赤く変色したトウモロコシが
配合飼料に多量混入しだしてから牛豚の被害が急増しています。
現在も家畜被害は続いていますが、これはバイオ燃料増産の為
に良質トウモロコシが不足しているからです。
家畜被害は病気では無く、カビ毒汚染飼料による中毒被害です。 複数の牛や豚農家で、カビ毒吸着剤を配合飼料に多量添加した だけで死亡や流死産の被害が改善されてます。
●農水省や飼料メーカーは家畜被害を「畜産物に残留し消費者 に発ガンの危険性有るカビ毒被害」とは認めずに、この投棄事件 の様に豚の死亡多発が表面化する度に、カビ毒被害で有るのに 病気被害と流布してます。この事件の裏には「家畜飼料カビ毒汚 染問題」=「畜産物発ガン性カビ毒汚染問題」が隠されています。
赤カビ毒汚染はトウモロコシだけでなく小麦でも発生しますが、日 本の小麦生産農家は一斉防除で防いでいます。
○一斉防除で赤カビ病防げ。
JA熊本うき下北普通作部会は、無人ヘリコプター8機を使って、J
A菅内95%を占める下北地区の949fの小麦畑の赤カビ病を防
ぐ為の一斉防除を始めた。これは消費者への「より安全で、より安
心な農産物」の提供を目指すため。「今年で6年目の一斉防除、消
費者に喜ばれる麦作りを目指したい」との事。
当のアメリカはカビ毒対策をしっかり行っているというのに、日本は 利権にしがみつく権利者がだんまりのまま。不法投棄した農家を庇 うことは出来ませんが、かと言って真犯人を隠したまま、彼らだけを 悪人にして済ませる政府、メディア。これは由々しき問題じゃない でしょうか。
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