HNN <ハリネズミねっとわーく>

2008年04月18日

保険料―弱者からも強制徴収 最後の道も閉ざされる4月18日

国民に残されていた最後の逃げ道も遂に絶たれました。


厚生労働省はパート労働者の保険料を事業主が給与から天引き で徴収し、低所得で免除となる人は本人からの申請がなくても社 会保険庁が手続きできる仕組みを導入する方針を固めた。来年 度中にも実施し、60%台の納付率を大幅に引き上げることを目指 す。  (朝日新聞) 


パート、個人事業主、無職などの人でも、強制的に保険料を徴収 する制度を始めるそうです。単発の日雇い派遣、スポット派遣など も当然対象になります。  朝日新聞は未納者についてのデータも一緒に掲載していて、それ によると保険料未納者は04年度末の段階で約482人。内訳は


パートや臨時アルバイトなどが29%
個人事業主や正社員が14%
自営業が15%
家事手伝いが8.8%
無職28%


だそうです。


保険料を納めるのは国民の義務ですし、納めなければならないも のです。ですが、ご存知の通り役人や政府の利権の温床となって いる年金財源は、誰がどう見てもまともな管理がされていません。 国民がどんなに反対しても、グリーンピアのような一部の人間だけ が儲かる無駄使いがされ、個人の都合で着服された額は未だに 全てが明らかになっていません。政府はずさんな管理を知ってい て見てみないフリをしていたと認めてしまっています。 


年金と言っても、結局は巨大な銀行が行っている保険商品です。 働けるうちにお金を積み立てて、その分老後に返ってくるという ものですよね。 日本の年金をこの考え方に置き換えると、銀行は厚生省や社会 保険庁、監視役が政府、保険購入者は国民です。保険商品名 は国民年金だったり、厚生年金だったりする訳です。 ところがこの保険にはあまり知られていない規約がたくさんあります。


・積み立てられた保険金は、銀行が自由に運用して良い
・結果多大な損害が出てもお咎めなし
・銀行員の高額な退職金に流用したり、監査からの天下りを受け入 れいる資金にも使える
・ばれなければ着服しても良い。旅行やギャンブルにも使える
・使いすぎて不足したら、掛け金を上げたり、約束された保障をいつ でも銀行側で自由に変更出来る 
・購入者からのクレームは参考程度にしかしない
・データを改竄して全額貰えないようにされてしまう場合がある
・そうなった場合は購入者側で必死に訴えて、証拠を持ってこないと  保証金は払わない
・訴えの真実味の判断は、身なりや家柄、学歴で大きく左右する


という、普通に考えれば誰が買うんだというくらいの商品なんです。 ですが、国民はずっと何も考えずに喜んで払っていた訳です。  こういう状態なのですから、当然それに頼らずに自分でなんとかしよ うという人が現れます。それが自営業や個人事務所などの人です。 積立金を勝手に着服されて、足らなくなったら保険料が勝手に上が るなんて商品より、自分で運用した方が納得がいくのは当然でしょう。 しかし、それももう出来なくなった訳です。 


高齢者医療制度と言い、今回の強制徴収制度と言い、社会保険庁 と政府は問題の解決をまったくしないまま、取立てばかりを優先させ、 一体弱者をどうしたいのでしょうか。


痛みに鈍い、都合の良いロボットと、度々海外から揶揄される日本人 ですが、流石に今回ばかりは反応もあるようで、帰宅時刻の電車や休 憩室などでは、「結局弱い奴から順番に殺されていくんだな」と嘆いて いる声も聞きました。 


小泉政権誕生の際にそれに気づけば問題は無かったのですが、過去 のことを言っても仕方ありません。まだ手遅れな訳ではないことを、一 人でも多くの国民が認識して、次の選挙に臨むべきじゃないでしょうか。


記者 : HINOGAMI


担当者
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記者:HINOGAMI


 
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