HNN <ハリネズミねっとわーく>

2008年04月19日

年収300万円時代を生き抜く方法4月19日

「年収300万円時代」という言葉は聞いたことがあると思います。 経済学者・森永卓郎氏の著作で注目され、今やすっかり定着しました。 今でも週刊誌や経済誌でもたびたび特集が組まれますよね。 「年収300万円時代を生き抜く賢い○○術」なんてタイトルを見たことがあるのではないでしょうか。


今週発売号の「週刊SPA!」でも特集されていました。 この他にも今までいくつかの特集を読んだことがありますが、 その内容は、節約・副業・投資が多いですね。


この中で、節約なら誰にでもできそうですよね。 しかし、副業はどうでしょうか?まず、そんな時間があるでしょうか? 実際に掛け持ちで働くことを想像すると、誰にでもできそうではありません。 では、投資はどうでしょうか?資金と知識が必要ですし、リスクもあります、 誰にでも利益を上げられるものではありません。


仮に、収入を増やすために、1番手っ取り早いと思われる副業を始めたとしましょう。 仕事終わりや休日を使ってアルバイトをすれば、プライベートを削って労働した分だけ収入は増えます。 それで年収が少し上がったら、その分幸せに、豊かになれるのでしょうか? 私にはそんな疑問があります。


年収300万だから不幸だとは言いませんし、 年収1000万だから幸せだとも言いませんが、 馬車馬のように働いて幸せだと言えるのでしょうか。


では、どうすればいいのでしょうか? 誰にでも可能な簡単な方法はないのでしょうか? 方法はあります、日本の社会そのものを変えてしまえばいいんです。


みんなが副業をできるわけはないし、 投資で儲ける人がいれば損をする人もいるわけで、 みんなが同時に利益を得ることはできそうにありません。 スケールメリットを考慮しても日本の社会そのものを変えることはいい方法ではないでしょうか。


日本の社会そのものを変えると言っても、大それたことではありません。


一言で説明すると、「選挙に行こう」だからです。


仮に、投票率が80%になれば、ガラッと変わると思います。 組織票がまったく通じなくなるでしょう。 そうなれば嫌でも国民の立場に立った議員しか当選しなくなり、 私たちの生活は豊かになっていくでしょう。 これが本来の民主主義に基づく政治の姿ですよね。


記事タイトルの「年収300万円時代」を「格差社会」や「貧困社会」に置き換えても同じことですが、 社会の仕組みそのものを変えれば国民の生活も変わるんです。


そのために選挙権を最大限に活用する必要があります。 今の政治が悪い、社会が悪い、などと愚痴をこぼしながら選挙に行かず副業のアルバイトをしている人がいたら、 どうせ選挙に行っても何も変わらないと諦めながら馬車馬のように働いている人がいたら、 もったいないというか本末転倒のような気がします。 普通に働いて普通に暮らせる社会なら、わざわざ副業をする必要はないからです。


いつまでもお任せ民主主義ではいけないんです。 節約をあれこれ工夫するのも、誰に投票するかあれこれ考えるのも、私は大差ないと思うんですよね。 少なくとも副業や投資より簡単ですよね。


記者:片桐


担当者
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