HNN <ハリネズミねっとわーく>

2008年04月19日

イラク派兵は違憲 まとめ-3 4月19日

「航空自衛隊の空輸活動は武力行使と一体」−。名古屋高裁が 17日、自衛隊のイラク派遣に初の違憲判断を下した。


HNNとしては、他メディアが多々制約の都合で書けない部分を補 足したいと思う。


まずは事実は事実として認識しなくてはいけない。 今回の判決は表向きは国側の訴えを認めた恰好になっている。し かし、判決文の中で、空自のイラク派兵、物資補給は違憲であると しているのだ。 


『イラクで航空自衛隊が行っている米軍の武装兵などの空輸活動 は憲法九条に違反する。他国による武力行使と一体化しているか らだ−』


最もな判決である。 だが、この判決に至るまでの水面下の攻防は凄まじいものだった。 


そもそもの発端の、イラク戦争についてだが、もはやこの戦争…と 呼べるものかどうかも怪しいが、正義は消滅している。アメリカとイ ギリスが戦争を始める切欠として声高に表明していた、


「大量破壊兵器の存在」
「国際テロ組織アルカイダとの関連性」
は両方とも完全に否定されている。


情報統制の強い日本では、イラク戦争勃発時、アルカイダについて のニュースが多く流され、ビン・ラディン氏の映像と共に、倒すべき悪 であるという刷り込みが行われた。これはアメリカ政府経由で日本政 府に伝達され、メディアを通して一斉に流された説もある。(各大臣が 当時アメリカ軍上層部と蜜に連絡を取っていたことがわかっている)


その影響で、世界的にはアメリカに正義は無いとされ、またイラク の一般市民が軍によって無差別虐殺にあい、女性は米兵らにより 暴行され続けている事態が明らかになり、各国がイラクから撤退し た。しかし日本は、武器利権、戦争利権などの影響、政治に関心の 低い国民性が災いし、あくまで「アメリカを全面的に信頼し、同盟のパ ードナーとして支援する」(小泉元首相)ことを誓ってしまった。これに より米軍からの要求は徐々にエスカレートしていく。 


給油支援、物資支援だけだということで、なんとか法の解釈を変えて 実行したが、メディア規制をして、国民にイラク現地の情報を入手さ せず、不透明な状態を作り出して、アメリカに自衛隊を戦闘要員とし て使ってもらうプロジェクトに変更された。


それは武器空輸や、実際の戦地での後方支援を経て実施された、 『駆けつけ警護』事件で明きらかだ。


自衛隊が実行しようとしたこの駆けつけ警護だが、名称からは想 像もつかないいわゆる奥の手。下級隊員を犠牲にし、あえて危険 地帯へ配置、敵の弾丸で倒れたことで、応戦という名目で戦争に 参加しようという作戦だった。幸い失敗に終わったが、この命令を 誰が下したのか(自衛隊員達が勝手にこんな作戦を行う筈はない ので、命令が誰から来ているのかは明らかだが)も闇に葬られた。 


それでも安倍前首相は、日本を戦争参加できる国にする為に、準 備法案を制定し、強行採決。福田首相はその後を継いで、自衛隊 を随時派兵出来る様にする法案を水面下で準備している。この大き な流れに一石を投じる意味で、今回の判決は非常に重要なのだ。


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担当者
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