2008年04月19日
イラク派兵は違憲 まとめ-4 4月19日
「航空自衛隊の空輸活動は武力行使と一体」−。名古屋高裁が 17日、自衛隊のイラク派遣に初の違憲判断を下した。
司法面でも、大きく取り上げられていない部分がある。
今回の判決は、判決内容は勿論だが新聞各紙が『評価出来る』と 言っている理由は暗にもうひとつある。
今まで自衛隊派兵についての判決は圧力によって潰されてきた。 どこの裁判所でも、判決を下せず、審議をぎりぎりまで延ばした後、 棄却や差し戻しが行われていた。
戦争利権は政府をはじめ大企業 などにとっても大きなもので、それだけに違憲判決を下したくても、そ れを実行に移すには断固たる決意と勇気が必要だったのだ。
故に今回の判決についても、国の勝訴であるという前置きをした上で、判決 文の中で事実上原告の訴えを認めるという苦肉の策が取られている。
裁判官なりの頭脳プレーと言ったところだろうか。命の危険さえも感じ るであろうことから、仕方ないとも言える。
このまま圧力に屈し、国側の勝訴で終わると言う見方が大半だった 為、画期的判決とされているのだ。この判決を喜ぶのは勿論だが、 判決を下した司法界自体を、世論として守っていくのも大事な役目 だと思われる。
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