HNN <ハリネズミねっとわーく>

2008年04月20日

戦争への道はもう止まらない 4月20日

大方の予想通り、空自のイラク派兵は違憲という、裁判官生命を かけた判決も、自民党にはなんの効果も無いようです。


判決を受けてのインタビューに答えた福田首相ですが、
『判決?傍論でしょ。傍らの論ね(笑)』
『問題ないと思いますよ。これからも続けていきたい』
と答えました。


町村氏も
『(司法の見解は)理解しがたい。これからも意欲的に派兵する』
とのこと。


これに呼応する形で読売新聞は、
『判決など無視して積極的に任務に励んでもらいたい』 とする記事を大きく掲載。産経、日経も援護射撃の構え。ねじれ国 会を社会悪に仕立て上げたいつもの世論誘導チームの活躍です。


日銀問題では揺れ動いても、戦争利権だけは断固たる決意を見せ るのは理由があります。


ひとつは当然背後のアメリカがいるからです。アメリカからの命令は 原則従う必要があります。過去牛肉問題以外でアメリカが逆らった ことは一度もありません。日本政府にとってイラク戦争に正義が無か ろうと、イラクで一般市民が何十万人死んでいようと全く問題ではあり ません。アメリカが望むから。そしてその向こうの石油、武器輸入利 権だけは絶対に手放したくないのです。


二つ目は、長年準備をしてきた計画が崩れてしまうからということで す。小泉首相が解釈を変え、安部首相が法整備で下準備をし、そし て福田首相が現在水面下で準備をしている、自衛隊随時派遣法案、 今弱気になれば、この自民党一大プロジェクトが全て水の泡になり、 その追求責任は重いものになるでしょう。次期総理にバトンタッチし、 核保有、戦闘参加までして始めて利権は拡大します。それまでは何 が何でも止めるわけにはいかないのです。


苦渋の策で違憲を認めた司法。裁判官はこの判決を最後に辞職す るそうです。そこまでして下した決断でも、日本の戦争への道は止め られなかったと思うと、残念でなりません。 


記者 : 亜紀


担当者
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記者 : 亜紀


 
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