HNN <ハリネズミねっとわーく>

2008年04月19日

国家ブランド力 日本は9位 4月26日

アンホルトGMIから毎年発表されている「国家ブランド価値」 というものがあるのですが、こちらの2007年版が発表され、 日本は9位にランクインしました。欧州勢がひしめく中、アジ アから唯一のベスト10入り。誇らしいことです。ベスト10は 以下になります。


1位  イギリス
2位  ドイツ
3位  フランス


4位  カナダ
5位  スイス
6位  スウェーデン
7位  イタリア 
8位  オーストラリア
9位  日本 
10位 アメリカ


この国家ブランド価値ですが、その国の経済(個人所得や CDPも含め)、政府評価、社会情勢、住居環境、犯罪率 などを含む国民性、企業などの情報、移民受け入れなど を加味し、数値に置き換え判断される、国家としての影響 力やイメージを指します。


日本は犯罪率や企業の部門で高い得点を出していると見 られていますが、ご存知の通り個人あたりの所得は少なく、 対して物価が急上昇していますので、このままでは来年の ベスト10入りは厳しくなりそうです。 


とは言え、日本の世界に与える好印象はかなりのものです。 上位を占める欧州国ですが、例えば家具や衣類など、イギ リス製、ドイツ製というだけでブランド価値がついて、値段が 上がりますし、それらを所有することがステータスであるという 風潮もありますよね。日本製品も海外に行くとそれに近いも のがあるんです。


家具や衣類はさほどではありませんが、何 と言ってもアニメとゲームです。任天堂の人気は凄まじいも のがありますし、海外へ出張へ出かけると、「NINTENDO DS」 で遊ぶ子供をよく見かけます。日本のアニメが世界中で放 送されているのも周知のことです。


ところで国家ブランドランキングですが、もう少し下位も気にな ありませんか。では見てみましょう。 


23位 中国
24位 アルゼンチン
25位 ハンガリー
26位 チェコ
27位 シンガポール
28位 ポーランド
29位 メキシコ
  30位 エジプト 
31位 インド 
32位 韓国 


中国の順位が年々上がっているのは、市場の発展のせいだ と納得出来ますし、観光名所であるプラハを抱えるチェコは、 経済が停滞していることで説明がつきます。意外なのは韓国 じゃないでしょうか。 


韓国は実は過去においても、国家ブランド力が低い傾向にあ ります。企業としてはヒュンダイやサムスンなど、世界でも有名 な企業が多くありますし、経済も数年前に好景気があったはず ですので、下位なのは謎です。 


とうやら原因は国民生活にあるようです。韓国は現在、深刻な 不況に陥っていますが、企業の伸びはそこそこです。新大統領 の李氏は法人税の大幅引き下げをして、外資を呼び込もうとし ているくらいですし、土壌は悪く無いのです。ですが、その利潤が 国民生活に繁栄されないというどこかの国とそっくりの悪循環が 蔓延しているのです。 


韓国の市場規模は大体日本の5分の1。日本の市場は世界でも 1,2を争いますから、韓国が特段少ない訳でもありません。です が、韓国国民の個人あたりのGDPは日本の9分の1です。日本も 個人あたりの所得は先進国中最下位ですから、韓国がどれだけ 虐げられているかは察しがつくと思います。その悪い社会情勢が、 犯罪率上昇にも影響し(国民性もありますが)、結果国家ブランド を著しく下げているようです。 


日本にとっては全く他人事ではありませんよね。 


記者 : HINOGAMI


担当者
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記者 : HINOGAMI 


 
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